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【レースレポ】水戸黄門漫遊マラソン2025――サブ3.15達成!のんき式20週間の答え|3時間12分21秒で自己ベスト更新

ランニング&マラソン
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こんにちは、すずパパです。

10月26日(日)に開催された「第10回 水戸黄門漫遊マラソン2025」。
春のかすみがうらから半年、サブ3.15を目標に積み重ねてきた“のんき式トレーニング”の集大成として走ってきました。

天気予報はあいにくの雨予報。スタート前まで小雨がぱらついていましたが、実際はほとんど降らず。走りには理想的な冷涼コンディションでした。

9時の号砲とともにBブロックからスタート。
目標はもちろん…

すずパパ
すずパパ

3時間15分切りです。前半で少しずつ貯金を作り、後半で粘り切る――そんなレースプランで臨みました。

それでは、実際のレース展開とデータを交えながら、当日の42.195kmを振り返っていきます!良かったら、最後まで読んでいってください。

当日の装備・ウェア一式

ウェアは直前記事でも紹介した通り、ミレー ドライナミックメッシュCW-X ノースリーブ2XU ハーフタイツの鉄板セット。

すずパパ
すずパパ

シューズはもちろん本命の NIKE Zoom Fly 6。ソックスはタビオのレーシングランプロ五本指をチョイス。
キャップはティゴラの軽量モデルを着用し、手袋・アームカバー・サングラスは不使用。雨を覚悟しつつも、身軽なスタイルで挑みました。

スタート前は、ダイソーで購入したコンパクトレインポンチョを着用。
小雨と肌寒さ対策としてちょうどよく、直前まで体温を保つのに重宝しました。
また、ワセリンを全身に塗り、擦れ対策と保温を兼ねて準備は万端です。

当日の勝負ウェア一式。気温14〜16℃、涼しさと湿度のせめぎ合い。

大会概要・コンディション

スタート時刻は午前9時。場所は茨城県・水戸市。
気温は14〜16℃、湿度は90%を超えるやや蒸し気味の曇天でしたが、雨はスタート前のわずかな小雨のみ。
風は北〜北西の微風(1〜2m/s)と穏やかで、走るには理想的な冷涼コンディションでした(気象庁のデータより引用)。

大会の概要やコース、アクセス、エイド情報などの詳細は、事前記事でまとめています。
👉 【大会ガイド】水戸黄門漫遊マラソン2025情報まとめ

時間帯天候気温(℃)湿度(%)風向・風速降水量(mm)備考
9時小雨まじり14.898北北西 1.9m/s0.0スタート時。体感ひんやり、ほぼ無風。
10時曇り15.794北北西 2.1m/s0.0小雨止み、走りやすい気温に。
11時雨時々曇り15.994北北西 1.6m/s0.0湿度高めだが気温安定。
12時曇り16.591北北西 1.3m/s0.0ゴール付近。穏やかで視界良好。

📌 すずパパ的まとめ:
雨予報が出ていて覚悟していたけれど、実際はほとんど降らず。
スタート直後のひんやりした空気がむしろ心地よく、気温も16℃前後で安定。
湿度は高めでも風が穏やかで、まさに「走るための曇り空」でした。

レース展開

前半(スタート〜ハーフ)

水戸黄門漫遊マラソンスタート前
緊張のスタートライン。Bブロック先頭で戦闘開始を待つ!

スタート45分前にはスタート地点に入り、Bブロックの先頭付近を確保。ロスの少ない位置で号砲を待つことができました。これは本当に大きかったです。

トイレは会場到着直後(スタート約90分前)と、整列に入る前(スタート約60分前)の2回。スタート時には少しだけ尿意は残っていたものの、走り出すと気にならなくなり、レース中は結局ノートイレで行けました。フルでの「トイレロスなし」は精神的にもかなり助かります。

9時の号砲とともにスタート。最初の1kmは混雑もあり少し抑えめ(4:45/km想定)で入り、その後は4:30/km前後で淡々と巡航――というのが事前のプラン。実際、各区間で大きくオーバーすることなく、狙ったとおりのペースで落ち着いて走れていました。

唯一少し気になったのは心拍数。序盤から160を超えていて「このまま持つのかな?」という不安は正直ありました。ただ呼吸は乱れていなかったし、脚の感触も良かったので、数字よりも自分のフィーリングを優先しました。

今回のレースでは、Garminのオートラップと実際のコース表示(5kmごとの公式距離)にズレが出るのを見越して、あらかじめ区間ごとの目標通過タイムを書き出してテーピングにしておき、腕に貼り付けて走りました。コースの距離表示ごとにそれを確認して、「予定どおり」「あと少しだけ我慢しよう」とこまめに気持ちを整えられたのがすごく大きかったです。時計に振り回されず、レースそのものに集中できる感じ。

区間ごとの目標タイムをテーピングに書いて腕へ。Garminの距離誤差対策としてかなり有効でした。

ハーフ通過は1時間35分12秒。ほぼ計画どおり。
ハーフ手前の坂は正直きつかったけど、ここで踏んでおけば後半は目標ペースを少しずつ落としていける設計にしてあったので、「ここは頑張りどころ」と割り切って押し切りました。
この時点で「今日はサブ3.15いける」と確信できたのはかなりメンタル的に大きかったです。

後半(ハーフ〜ゴール)

25km以降は、いよいよ脚に疲労と重さ、そして痛みも出てきます。それでも呼吸はまだ乱れていない。このあたりからは「貯金をどう使うか」「どこまで守れるか」という勝負に切り替わりました。

35kmを超えてからは脚の張りと鈍い痛みがはっきり出てきました。だけど焦りはなかったんです。後半は目標ペースを少しずつ落としていいプランにしてあったので、想定どおり“守る走り”に移行。無理に4:30/kmで押し込むというよりは、「落ち幅をコントロールする」意識に切り替えました。ここは本当に、冷静になれた区間でした。

千波湖周回(35km付近)

メンタル的には、35kmあたりでプレイリストからロッキーのテーマが流れてきて、単純に気持ちがブワッと上がりました。「あと少し!やるぞ!」って素直に思えた瞬間。さらにトンネル区間では高校生の大声援に背中を押され、ちょっと上げすぎたかも?と思うくらい推進力をもらえました。あの応援は反則級。

ただ、39kmで左ふくらはぎにピクッと攣りそうな兆候。ここで一気に慎重モードに切り替えます。足首を固めるように着地して、なるべく余計な衝撃を入れないようにフォームを修正。ペースも少し落としました。正直ビビりましたが、「ここで止まらなきゃ勝ち」と言い聞かせながら進みます。

時計を見れば、余程のことがない限りサブ3.15は堅い位置にいる。だから無理にスパートせず、焦らず粘るだけに集中できました。

最後の坂は本当にきつかった。歩きたい気持ちはあったけど、ここだけは絶対に歩かないと決めて登り切りました。そこからゴールまでは沿道の声援が一気に大きくなって、最後のちからを全部持っていかれた感じでフィニッシュ。

ぼっちなので記念写真スポットは大事!

ネットタイム:3時間12分21秒。
サブ3.15達成。そして自己ベスト更新。ゴールした瞬間は「やった!」というガッツポーズというより、「ちゃんとやれた」という静かな満足感でした。

レースプラン vs 実際のラップ

今回のレースは、前半で少しずつ貯金を作り、後半はペースを許容範囲で落としながら粘る――という設計で走りました。貯金を作るといっても、1kmあたり5秒とほんのわずかな狙いです。


下の表は、事前の想定ラップと、実際の5kmごとの通過タイム(大会公式記録)を並べたものです。

区間 計画
累計タイム
計画
区間ラップ
計画
ペース
実際
通過タイム
実際
区間ラップ
実際
平均ペース

(計画比)
1〜5km 0:22:45
0:22:45 ※4:33/km 0:22:40 0:22:40 4:32/km -0:05
5〜10km 0:45:15 0:22:30 4:30/km 0:44:58 0:22:18 4:28/km -0:17
10〜15km 1:07:45 0:22:30 4:30/km 1:07:36 0:22:38 4:32/km -0:09
15〜20km 1:30:15 0:22:30 4:30/km 1:30:14 0:22:38 4:32/km -0:01
20〜25km 1:53:10 0:22:55 4:35/km 1:52:56 0:22:42 4:32/km -0:14
25〜30km 2:16:05 0:22:55 4:35/km 2:15:41 0:22:45 4:33/km -0:24
30〜35km 2:39:25 0:23:20 4:40/km 2:38:39 0:22:58 4:36/km -0:46
35〜40km 3:03:10 0:23:45 4:45/km 3:01:51 0:23:12 4:38/km -1:19
40km〜ゴール 3:13:36 0:10:26 4:45/km 3:12:21 0:10:30 4:47/km -1:15
※1~5km:最初の1kmは4:45/km、その後4:30/km
※”実際 区間ラップ”はネットタイムです

ハーフ通過(21.1km地点):1:35:12(予定どおり)

📌 すずパパの感触:
前半は「落ち着いて、でも少し攻める」。
後半は「落ちてもいい範囲で粘る」。
35km以降は正直きつかったけど、崩れなかったんじゃなくて──崩さなかった。
まさに“勝ちにいったフルマラソン”だったと思う。
後半の落ち幅は想定より小さく、終始4:30〜4:40/km台をキープ。
「最後まで走り切る脚」と「ペースを守る気持ち」、その両方が噛み合った、納得の42.195kmでした。

データ分析|5kmごとの平均ペース・心拍・ピッチ・ストライド

区間 平均ペース 平均心拍数(bpm) 平均ピッチ(spm) 平均ストライド(m)
1〜5km4:30/km152186.41.19
6〜10km4:26/km165188.41.19
11〜15km4:30/km163189.41.16
16〜20km4:31/km162192.21.15
21〜25km4:31/km160194.21.14
26〜30km4:31/km163193.81.13
31〜35km4:33/km163194.01.13
36〜40km4:34/km168194.41.12
40km〜Goal4:41/km173192.71.11

※Garmin計測距離:42.51km(公認距離+約300m)に基づく。

ガーミンのサマリーは以下の通り。

水戸黄門漫遊マラソン2025サマリーまとめ
狙い通りのペース、高めな心拍とピッチ、そして使い切ったスタミナ

📊 心拍数:
序盤から160台、終盤では170台に入っていたけれど、呼吸が乱れて潰れるような感じにはならなかった。
最後まで「自分でコントロールできている心拍」だったのは、この夏から積み上げた有酸素のベースが効いていた証拠だと思う。
心拍が高くても崩れなかった=攻めた強度を持ち切れたということ。

📊 ピッチ:
190spm台をほぼ全域でキープできたのは、正直かなり大きい。
30km以降はストライドが落ちていくのが自分でも分かったけれど、そのぶん回転数でリズムをつなげたことで、4:30〜4:40/km台を大崩れせずに維持できた。
ピッチを抑えるより、守り切ったことが正解だったレース。

🎧 音楽との相性:
今回はメトロノームではなく、音楽で走った。
それでもピッチは崩れず、むしろ気持ちのスイッチを上げる方向に作用した。
35km以降のロッキーのテーマ、トンネルの声援。あの瞬間に自然に乗れたのは、練習で染み付けた“自動で刻めるリズム”があったからこそ。
「テクニックではなく、身体にリズムが染みついた走り」ができたことが、今回の最大の成長だと思う。

📝 備忘録:
ジェル補給は12km、22km、32kmの3回。
今回はエイドの給食は何も取らず、給水も5kmごとを目安にスルーする箇所あり。
混雑時は無理せず、携帯していたOS-1ゼリーで対応。
脚攣り対策としてのコムレケア等は未使用(「飲んでも飲まなくても攣るときは攣る」理論で割り切り!)。

そして、今回改めて感じたのは「声援に応えることの力」
手を上げたり、笑顔で反応したりするたびに、自然と大きく息を吸い直していることに気づいた。
これがまるで肺の空気を入れ替えるリセットのようで、リズムを立て直すきっかけにもなった気がする。
気持ちが上向く瞬間は、身体も呼吸も少しだけ軽くなる。そんな“応援の効能”を改めて実感した。

レースを終えて

ゴールして数分、止まった脚にずしっと疲労が戻ってくる。だけど、心の中は静かに満たされていました。
派手なガッツポーズもなく、ただ「やっとここまで来たか」と少し笑ってしまうくらいの穏やかな達成感。

今回の3時間12分21秒という記録は、1年以上更新できなかった自己ベストを14分以上縮めるもの。
前回のベストは2024年2月のさいたまマラソンで出した3時間26分47秒。11月のつくばマラソン3時間27分で更新できず…。

あのときの自分が限界だと思っていた。もうここまでだと、どこかで諦めかけていた部分もありました。

でも、のんき式に賭けた今シーズンは、気持ちも走り方もまるごと変わった。
焦らず、無理せず、でも“積み重ねる”ことを続けて、ここまでに走り込んだ距離は約1670km
日々のジョグとポイント練習を淡々と積んできたことが、最後の5kmで自分を支えてくれた気がします。

20週間の“のんき式”トレーニングを通して、体のベースも、気持ちの持ち方も確実に変わりました。
以前なら焦って潰れていた場面でも、冷静に「落としていい範囲」でまとめられた。これは練習で培った経験そのものです。

雨予報をくつがえし、気温・風・湿度も味方してくれた水戸の街。
スタートからゴールまで、自分の走りを崩さずに42kmを描けたのは本当にうれしい。
結果だけでなく、レースの過程すべてが「サブ3.15をつかむためのプロセス」だったと実感しています。

この3時間12分21秒という数字は、これまでのどんな記録よりも“自分らしい”。
次はさらにその先を目指すけれど、まずはこの結果を素直に誇りたいと思います。

応援してくれた皆さん、練習に付き合ってくれた仲間、そして家族にも感謝。
これが、すずパパの2025年・水戸黄門漫遊マラソンの記録です。


今レースレポートも最後までお読みいただきありがとうございました!
1年以上ぶりに自己ベストを更新できたこの大会は、自分にとって忘れられない一本になりました。
読んでくださった皆さんにも、少しでも走るモチベーションになればうれしいです。

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👉 @suzu_camp


📘 関連リンク:

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ハッシュタグ #水戸黄門漫遊マラソン2025 で検索してみてください。

それではまた次のレースでお会いしましょう!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

🏁 今回のレースを支えたアイテムたち

サブ3.15達成を支えてくれた“相棒ギア”たちを紹介します。どれも実際に使って信頼できたアイテムです。



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