こんにちは!
キャンプ&ランニング好きな40代、すずパパです!(マラソンネタはInstagram中心です)

初めて出場した「かすみがうらマラソン2025」。
今シーズンの集大成として自己ベスト更新を狙ったフルマラソン。
今回はその結果と、当日のレース展開、装備や補給、コースの特徴などを詳しく振り返ります。
これから参加を考えている方の参考にもなればうれしいです!

さぁ、結果は如何に!
って、速報も読んでくれた方は結果を知っていると思いますが…
良かったら、読んでいってください。
シーズン最後のチャレンジ!いざ、かすみがうらマラソンへ!
2025年4月20日、茨城県土浦市で開催された「かすみがうらマラソン」に出場してきました。
今回は僕にとって初めての参加です。

この大会を選んだ理由は、今シーズン最後のフルマラソンとして、自己ベストの更新、もしくはサブ3時間20分の達成を目指していたから。3月が忙しかったというのも理由のひとつ。
初めて走るコースということもあり、不安と期待が入り混じる中でのレースとなりました。

4月中旬で暑くなる可能性が高いのが一番の不安でした
大会概要・基本情報(かすみがうらマラソン2025)
- 大会名: 第33回 かすみがうらマラソン 兼 国際ブラインドマラソン
- 開催日: 2025年4月20日(日)
- 開催地: 茨城県土浦市(川口運動公園発着)
- 種目: フルマラソン/10マイルほか
- 定員: フルマラソン 14,000人
- 参加費: 10,000円
- 制限時間: 6時間5分
コース特徴

市街地から霞ヶ浦の湖畔を走る比較的フラットなコース。
前半はアップダウン、後半は湖沿いの一本道。風の影響を受けやすいのが特徴。
天候・気象コンディション
- 天気: 曇り
- 気温: 約22℃(スタート〜ゴール)
- 湿度: 70%超
- 風: 南寄り 3〜4m、特に25〜30km区間とラスト2kmで強い向かい風
アクセス・会場の様子
JR土浦駅から徒歩15分。駅から会場までの動線は明確でスタッフも多数配置。
荷物預けは入り口が複数あり、空いているところを選んだ方がスムーズです。トイレはスタート前にやや混雑あり。まぁ、これはどこの大会でもそうでしょう。
レース前の様子と準備
自宅を4時過ぎに出発、6時に土浦駅近くのコインパーキングへ到着。
車内で仮眠と朝食を取り、8時半ごろ会場入り。
参加者の流れに乗ってスムーズに移動。荷物預けは混雑しているメインゲートを避けて別ルートから。
トイレは小しか利用しませんでしたが、多少並ぶが待てる範囲。

待機中、寒さで震えないで済むのは嬉しい。
つくばの時はガクブル待機でした。さすが4月!
レース前の補給
- 車内(7時半頃):おにぎり×3、バナナ×1、OS-1×1
- 会場(9時頃):バナナ×1、ゼリー飲料×1

まぁ、いつもこんな感じです。家から近い時は餅なんかも食べます。
装備

- シューズ:NIKE Zoom Fly 6
- ウェア:ノースリーブ+ミレー ドライナミックメッシュ
- アームカバー:ZAMST アームスリーブ 冷感タイプ
- キャップ+サングラス
- ソックス:Tabio レーシングラン・プロ

ミレーのアミアミはもっと前から買っておけばよかった!
レースプラン
3時間20分切りを第一目標にしていました。
- 1〜15km:4:50/kmで抑えて入る
- 15〜30km:4:40/kmでペースアップ
- 30km以降:4:35/kmまで上げる
- 補給は10kmごとにエナジージェル、OS-1ゼリー
レース展開と走行中の様子(5kmラップ付き)
5kmごとのラップタイム一覧(ネットタイム基準)

区間 | 通過タイム | ラップ | 平均ペース |
---|---|---|---|
0〜5km | 0:25:56 | 25:03 | 5:00/km |
5〜10km | 0:49:57 | 24:01 | 4:48/km |
10〜15km | 1:13:57 | 24:00 | 4:48/km |
15〜20km | 1:38:02 | 24:05 | 4:49/km |
20〜25km | 2:02:43 | 24:41 | 4:56/km |
25〜30km | 2:32:02 | 29:19 | 5:52/km |
30〜35km | 3:00:10 | 28:08 | 5:38/km |
35〜40km | 3:26:20 | 26:10 | 5:14/km |
40km〜Finish | 3:36:26 | 10:06 | 約4:36/km |
ネットタイム:3時間36分26秒(グロス:3時間37分19秒)※スタートロス:約53秒
サブ3.20や自己ベスト(3:26:47)には届かなかったものの、風や湿度の厳しい条件下で走り切れたことは収穫でした。
0〜15km:抑えて入って、余裕をもって巡航

計画通りの4:50/kmペースで、脚を使いすぎないように意識して走れた前半。
アップダウンも多い区間だったが、呼吸も安定。気温や湿度は気になるが、体感的にはまだ耐えられる範囲だった。
15〜30km:ペースはキープ、ただし風に削られる展開

本来はここで4:40/kmまで上げる作戦だったが、実際にはキープが精一杯。
霞ヶ浦沿いの向かい風が本格化し、25〜30kmで脚が削られた。30kmくらいで、サブ3.5のペーさー集団に抜かれる。心は折れる寸前…
補給タイミングは守れていたが、ペースは落ち気味。

何度歩こうかと思ったことやら…
30〜40km:粘りの区間、ロッキーで奮起


32kmあたりで風が一時弱まり、ちょうどプレイリストに入れていたロッキーのテーマが流れて気力を取り戻せた。
崩れずに粘り、35〜40kmはペースを立て直す。

ちなみに目標だった3時間20分辺りで「栄光の架け橋」が流れてきましたorz
40km〜ゴール:再び風との戦い、それでも最後はスパート

40kmを過ぎたあたりで、再び正面からの向かい風が強まり、体に重くのしかかってくる。
ここまで脚も気力もギリギリだったけれど、「あと2kmちょっと」という距離感が、背中を押してくれた。
給水所ではいつものように水を手に取り、足や首元にかけて体温を下げる。
そして最後の直線、フィニッシュゲートが見えるあたりで、自然とスパートがかかった。
ラスト2.195kmは、なんと4:36/kmのハイペース。
追い風ではなかった。むしろ苦しかった。
でも、ここまで粘ってきた自分を信じて、残った力を振り絞れた。
ゴールラインを越えた瞬間は、「やりきった」という感情と、「もっとできたかもしれない」という悔しさが入り混じった不思議な気持ちだった。
よかった点
- 前半の入りが冷静で、体力を温存できた
- 風の中でも粘りの走りができた
- 給水や掛け水を利用し、暑さ対策も機能した
- ロッキーのテーマで気持ちが復活
反省点・課題
- 湿度や向かい風に耐える力の不足
- ペースアップ作戦はリスクが高かったかも
- 今後は「後半キープ型」ペースも検討


25km過ぎのペースダウンが痛い…
大会全体の評価・まとめ
良かった点
- 駅近でアクセス良好(車でも電車でもOK)
- 荷物預けが複数ルートで分散しやすい
- エイドは給水+給食も豊富で助かった
- 沿道の応援がずっと続いていて励まされた
- 曇り空のおかげで直射日光がなかったの救い
改善点
- トイレはスタート前にやや混雑
- 後半の風と単調な景色は体力&精神的にキツい
総合評価
★★★★☆(4.5/5)
運営・応援・補給がしっかりした、安心して参加できる大会。
アクセスも良く来年もぜひ参加したいレースです。
4月開催なので、記録狙いにはちょっと厳しいかも…

ちなみに今回から付け始めました。過去のレポ見てもありませんw
参加賞について

参加賞は「大会オリジナルマフラータオル」か「地元名産品」の選択制。
僕は地元名産品を選択。中身はランダム。
中には前島製菓|九万五千石が入っていました。走り終えたあとに食べる甘いお菓子が嬉しかった。
来年参加を考えている方へ
- 暑さ・風への備えは必須(吸水速乾ウェア、補給タイミングの調整)
- ペース戦略は「後半に上げる」よりも「キープ型」が安定かな?(風予報要チェック)
- トイレと荷物預けは早めの行動でストレス回避
次回はもう少し涼しい天候に当たることを祈りつつ、ぜひまた挑戦したい大会の一つになりました。
装備・補給レビュー
NIKE Zoom Fly 6(シューズ)

- 反発とクッションのバランスが良く、フルでも安心して使える
- 30km以降も脚を守ってくれた感覚あり
- フィット感は向上しているが、ややタイトな作り
- 今後への考察:
– Zoom Fly 6は練習・レースともに使える万能モデル
– より記録を狙うなら、今後は軽量モデルの導入も検討したいがまずはこれで…
補給・暑さ対策

- レース前:おにぎり×3、バナナ×2、ゼリー×1、OS-1×1、コムレケアx1
- レース中:エナジージェル×3本(10km毎)、OS-1ゼリー
- 給水は水・スポドリ+足・首への水かけ、打ち水サービスも利用

レース中に飲む予定のコムレケアは途中で落としました…
まとめ:ラストにふさわしい一歩で終えた、かすみがうらマラソン

初参加となった「かすみがうらマラソン2025」。
風・湿度・気温と、簡単ではない条件のなかでのチャレンジになりました。
思い描いていたようにペースを上げていく展開にはできなかったけれど、ラスト2km、気持ちと脚が一致して自然とスパートできたのは、これまでの練習と準備が実を結んだ証だと思います。

最後の一歩まで、自分の力でしっかり走り切れた
それが、今回いちばん嬉しかったことです
大会としても、アクセス・運営・応援・エイド、どれもバランスが良く、また来年も挑戦したくなるような魅力がありました。
また来年、リベンジをかけて戻ってきたい。
そしてその時は、今回よりも「もっと良い走り」を見せられるよう、また一歩ずつ積み上げていきます。
ランキングに参加しています。よろしければタップください。


コメント