【速攻レビュー】イワタニ『カセットフー　タフまるJr.』あの最強コンロの弟分が新発売！ソロでもファミでもOK!

こんにちは。

そして新たに3つ目のカセットコンロをゲットしてしまいました…

先日のブログでも取り上げた…

イワタニ『カセットフー タフまるJr.』です！

人気のカセットコンロ『カセットフー　タフまる』の小型版です。2020年8月下旬に発売されたばかりの新製品を早速購入してみました！

今回は開封チェックと実際の調理まで行ってみました！

良かったら、読んでいってくださいm(__)m

＊写真をクリック（タップ）すると拡大表示されます。その状態で写真をスライド表示することができます。

『カセットフー タフまるJr.』の特徴

特徴についてはメーカーHPや以前のブログをチェックして確認してみてください。

これが今回、岩谷産業（Iwatani）から発売された『カセットフー タフまるJr.』です！

本体カラーはオリーブで、ケースのカラーはカーキとなっています。

こちらがタフまるです。最強のアウトドアカセットコンロの元祖です！参考まで。

『カセットフー タフまるJr.』開封チェック

それでは早速イワタニ『カセットフー タフまるJr.』をチェックしていきたいと思います。

まずはパッケージをチェック！

• コンパクトなのに高火力！
• 本格アウトドアこんろ
• 耐荷重10㎏
• 8インチダッチオーブンOK
• 風に強い
• 高火力2.3kW

などの特徴が並んでいます。

カーキカラーのキャリングケースを開けると、中からタフまるJr.が現れます！傷防止の梱包と養生がされた状態です。

梱包を外すと…

オリーブの本体カラーはつや消しで落ち着いた雰囲気です。つやありブラックのタフまるより個人的には好きです。

ゴトクはホーロー加工。クリップを外すことで分解できるのでメンテナンス性良好です。内部には”検A”と”検C”のハンコが…。どこかに検査結果Cランクの箇所があるのか…？ぱっと見たところ、塗装剥げや傷は見当たりませんでしたが…。

ダブル風防ユニット部とスタンド部のアップです。側面からはバーナー部が見えません。これが耐風性最強の所以ですね。反対側には穴が空いています。

スタンドはアルミダイキャスト製で熱に強く、強度も抜群です。

そして容器カバーを外して中を眺めてみます。容器（ボンベ）缶取り付け部とヒートパネルが見えます。CB缶の着脱はマグネット着脱式で、切り欠きを合わせて押し込むだけです。そしてヒートパネル方式で低温化でも火力を発揮することができます。

また容器（ボンベ）が加熱され、容器内の圧力が異常上昇した時に、自動的に容器が外れる圧力感知安全装置が備わっています。

火をつけてみました。

多孔式バーナーから出てくる多くの炎が美しい！！

そして、耐風性もチェックしてみました。

火力を弱めた状態で風を当てても消えることはありませんでした。実際のフィールドでも強さを発揮してくれそうです！

『タフまるjr.』にボンベを入れてみた！

ボンベが隠れるジュニア缶

コンパクトなタフまるJr.に使用できるカセットボンベは2種類！

• イワタニカセットガス（パワーゴールドも可）
• イワタニカセットガスジュニア

一般的なサイズのカセットボンベと、半分サイズのカセットガスジュニアが使えます。

これをタフまるJr.にセットしてみます。

通常のカセットガスを使った場合、7cm程度はみ出てしまいます。その点、カセットガスジュニアの場合はみ出ません。

すっきりコンパクトに収まるのは嬉しいですね！これは「ジュニア缶必須です！！」と、言いたいところですが…。

連続使用時間と価格に懸念点

連続使用時間と価格にちょっと悩みどころがあります。

カセットガスで約102分、ジュニアは約45分(最大火力時)。容量が半分なので時間も約半分に…。

カセットガスは250gｘ3缶パックで641円で購入（0.9円/g）。カセットガスジュニアは120gｘ2缶パックで641円で購入（2.7円/g）。ガスの単価としては3倍になってしまいます！！

イワタニのガスは他メーカーの安価（250gｘ3缶パックで300円）なものに比べると約2倍なので、安価なガスと比べると6倍の値段に…！！

『タフまるJr.』と『タフまる』を比較してみた

つや消しオリーブカラーがいい味だしています！つやありのタフまるは指紋や油汚れが結構目立ちやすいです（その分お手入れする気になるとも言えますが…）

まずはいつもの様に仕様の比較です。

小さく軽くなり、火力が落ちているのはわかりますが、実際のところはイメージしにくいですよね。

上から見比べると大きさの差は歴然。タフまるJr.はタフまるに比べ約60％に小型化したとのことなので、表面積を計算してみました。

タフまるjr.の面積はタフまるに比べて、(550.6/965)x100＝57％となりました。タフまるより40％小さくなっています。

また、厚みはほぼ変わっていません。

続いてケースの比較です。こちらもタフまるJr.が圧倒的に小さいですね。ただし厚みがほぼ変わらないのも同じです。

妻にケースを持ってもらいました。タフまるJr.のコンパクトさがわかると思います。

タフまるJr.のサイズは持ち運び性も良好で、車載時もちょっとした隙間に入れやすいサイズです。

シングルバーナー（FUSION）と比較してみた

続いてはシングルバーナーとの比較をしてみましょう。

比較対象はソロキャンプで愛用中のSOTO レギュレーターストーブ FUSION（フージョン）ST-330です。

FUSIONは分離式バーナーで使い勝手のよいシングルバーナーです。レビュー記事は下記。

ゴトクをセットしたFUSIONの高さは、タフまるjr.と同等です。

続いて上から見た写真。

意外なことに、テーブルを占有する面積は同じくらいです。

タフまるjr.のバーナー径は約65mm。FUSIONのバーナー径は約58mmでした。どちらも多孔式バーナーですね。

ただ炎の出方には違いがあり、山型バーナーのタフまるJr.の方が、すり鉢型バーナーのFUSIONより効率的に鍋を熱することができます。

またゴトクの最小間隔は、タフまるjr.は約9.5mm、FUSIONは約7mmと使えるクッカーのサイズにも違いが出てきます。

以上のことより、タフまるJr.の方が大きめの鍋やクッカーの使用に向いていますが、今まで使えていたクッカーが使えないと言う状況もあり得ますのでご注意ください。

『タフまるJr.』にいろいろ載せてみた！

普通のカセットコンロで使っていた鍋、シングルバーナーで使っていたクッカー…。

いろいろなモノをタフまるJr.に載せてみました！

タフまるJr.の使用可能な鍋の大きさは…

鍋上面の内径が20cmまで（小さい鍋は鍋底が11cm以上）

となっています。

問題があった例（工夫で改善）

まずはちょっと問題があったクッカーをご紹介。

まずはソロキャンの時にFUSIONでよく使っていたクッカー、プリムス『イージークックNS ソロセットM』です。

外径は約13mmくらいありギリギリ載せることができますが、縁がカーブしているので安定しません。

小さめな網を用意すれば、幅広いクッカーを安定して載せられる様になると思います（写真で使っているバーナーパットは輻射熱の注意が必要です）。

続いて問題無かった例

我が家のファミキャン用クッカー！キャプテンスタッグ『ラグナステンレスクッカー Lセット』です。

大鍋やフライパンの径は約20cm、一番小さいケトルの径は約11.5cmと全て載せることができました。

ニトスキ17cm（約6.5インチ）を載せてみました。ここら辺のサイズが丁度いい感じですかね。この後、初調理の様子も掲載したいと思います。

tent-mark designの男前グリルプレートを載せてみました。ベストなフィット感！！焼肉専用コンロと見まがうばかり！！本体内に熱がこもるのを避けるために、ちょっとずらしてセットした方が良さそうですね。

最後に土鍋を載せてみました。1枚目が6号でひとり鍋サイズですね。こちらは使用可能です。2枚目が9号、家族鍋サイズですね。まぁ載るには載りますが、仕様で謳われている使用可能範囲を超えてしまっています。使用は止めておいた方が無難ですね。

我が家のファミキャン用クッカーが問題なく使えることがわかり、ソロキャンだけではなくファミリーキャンプ用のカセットコンロとしても十分使えると思いました。

『タフまるjr.』で早速調理してみた！

最初の料理に選んだのは…

アヒージョです！

と言っても、材料は家にあったあり合わせ…。

エビとミニトマトはありましたが、あとはネギとシイタケですｗ。ニトスキ（大）を使っています。

火力はほぼ中火以下。煮込みは限界ギリギリの弱火で…。なので最大火力の力は未確認です。

途中でちょっと冷めてしまったので卓上で再加熱。テーブル上での専有面積も小さいので邪魔になりません。子どもたちにも人気であっという間になくなりました。オイルが残っていたので、第2弾も…。具材はさらにあり合わせのキャベツ、ミニトマト、ベーコン、シシトウ…。

まとめ~ソロだけでなくファミキャンにも…~

結構な長文になってしまいましたが、まとめに入ります。

このイワタニ『カセットフー タフまるJr.』は、ソロキャン・ファミキャンどちらにもオススメできるカセットコンロです！

今まで使っていたソロ用のクッカーが安定して載せられない可能性もありますが、そこは工夫で対応できると思います。

カセットコンロ単体で十分な耐風性能が得られるのが嬉しいですね。秋冬の風が冷たい時期にひとり鍋をするのが捗りそうです。

また、8インチダッチオーブンまで載せられるので、手の込んだ料理を作りたいソロキャンパーにもおすすめできます。

また、荷物が多くなりがちなファミキャンに置いて、コンパクトに収納できるイワタニ『カセットフー タフまるJr.』はありがたいアイテムになるかもしれません。

そして、所有欲を満たし使う楽しみを与えてくれるデザインも最高です！

気になる方の参考になれば幸いです。

タフまるjr.とタフまるの使い分けについて

現時点ではタフまるjr.はキャンプ用、タフまるは家庭用の予定です。

もしファミキャンで鍋やすき焼き等をする時があれば、タフまるを持って行く感じかなぁ。あっ、一斗缶スモーカーを使う時もタフまるですね。

基本的にはタフまるjr.をメインに使っていこうと思います。

シングルバーナーとの使い分けは迷いますが、荷物を減らしたいソロキャンの時は留守番になると思いますが…。

メーカーオンラインショップでは税込9,878円で販売しています。ホームセンター等での販売も開始した様です。Amazonマーケットプライスのぼったくり価格には注意ください。