こんにちは
天気の良い4月最初の土日。いかがお過ごしでしょうか?
あいにくキャンプの予定のないすずパパです。
こんな土日は物欲が抑えきれなくなっちゃいますよね!
ってことで、新しいギアを購入してみました!
SOTO 2019年新製品
『レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330 』
メーカーHPによると4月10日以降順次出荷とありましたが、4月5日より一部店舗で販売開始されていたようです!
まだネット上にレビューは少ないと思います。
早速開封し点火してみましたので、良かったら読んでいってください。
SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330
前置きw
SOTO(ソト)の定番製品と言えば、レギュレーターストーブST-310と言っても過言ではないでしょう。もちろん私も1台所有しています。入手性のよい手頃なCB缶を使用するバーナーは使い勝手も良く大変重宝していました。
レビューはこちら
マイクロレギュレーターを用いた独自の火力調節は寒冷地での使用にも威力を発揮していました!(機構を調べれば調べるほど、よく考えられているなと感心します)
そんなST-310の不満点と言えば…
- 山形状のバーナーにより風に弱い
- 一体型故に輻射熱が気になる時がある(鉄板使用時等…)
辺りです。これはST-310をお持ちの方には思い当たる節があるんじゃないかと思います。もちろん自分で対策をして利用してきましたが、分離型のレギュレーターストーブに対する希望もありました!
そんな中登場したのが…
SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330です!
FUSION(フュージョン)ST-330の箱を眺める
詳細なスペックを書く前に早速開封してみましょう!!(後程ST-310と比較する形で整理します)
箱です!
11x9.5xH9.5cmとコンパクトです。
日本製の文字が見えます!信頼のSOTOブランドです!製品の信頼性は高いですが、発売予定に対する信頼性が低いのが玉に瑕ですねw。ストームブレイカーの時とか…
こういうお遊び(?)も好きです!
側面や裏面は特長や仕様が書かれています。
FUSION(フュージョン)ST-330開封とチェック!!
さて開けてみましょう!
こういうの開けるの苦手なんですよね…
上手く開けられた!
シルバーに輝くフュージョンST-330が登場です!すり鉢状のバーナーがお出迎え!!
分離型の特徴であるホース。結構長い…
約20cmと言ったところでしょうか。
説明書には「バーナーとガス缶は15cm離すように」と書かれていました。使用時は常に伸ばしておく必要がありそうです。
美しいバーナー部とパーツ群。そしてCB缶セット
美しい…
工作精度の高い製品を見ると、惚れ惚れしちゃいますね!
ホースの先はCB缶取り付け部や点火スイッチ、火力調節レバーがあります。ST-310と同じパーツの様ですね。点火スイッチがゴトク側ではなく、CB缶側にあるのは非常に嬉しいですね。
上の写真の様に同社のST-301はゴトク側にスイッチあり!
ST-310の点火スイッチはバーナー部直下にあり非常に使いにくいものでした。別売りの点火スイッチレバーが発売されるまでは火傷上等!!な感じでしたからね(;^ω^)
CB缶のセットは簡単。切り欠きを合わせて…
約60度捻って固定。スタンドもあるので安定します。
スキレットを乗せてみる
そして驚くことにこのFUSION ST-330はダッチオーブンを乗せています!
ゴトク径が16cmなのでこれは底径20㎝の10インチダッチと思われます。
コンパクトなシングルバーナーでコレは凄い!!
「よし!じゃあ12インチダッチを乗せてみるか!!」と行きたいところですが、ここはスキレットで勘弁してください
これはニトスキ15cm(約6インチ)
こちらはニトスキ19cm(約7.5インチ)
どちらも安定して乗せることができます。
ちなみにST-310ではゴトクが曲がりそうで不安です。
レギュレーターストーブST-310とST-330を比較する
外観比較
ST-310とST-330。
この2製品がCB缶シングルバーナーの覇権を争うと言っても過言ではないでしょう。
左:ST-310、右:ST-330
「早速、点火テストを…」と思い、外へ…
外は強風で、すり鉢状バーナーを持つST-330でも火が着きませんでしたw
定番の焚火テーブルに置いたときのイメージとしてご覧くださいm(__)m。
一体型ST-310はテーブル専有面積は少なくて済みますね。分離型は流石にそれよりはスペースを取りそうです。ホース長は20cmなのでCB缶をテーブル下に置くことは出来なそうです。
ゴトク高さの差はこんな感じ。FUSION ST-330の方が低く、コンパクトですね。
収納・重量比較
続いて収納状態を比較してみます。
FUSION ST-330は分離型ということで嵩張るかと思っていましたが、ST-310よりコンパクトにも見えますね。
気になったので重量を測定してみると…
ST-330:254g、ST-310:374g
なんと、FUSION ST-330の方が軽いではありませんか!!
事前の仕様チェック等行わないまま購入した為、驚きました!!軽量キャンプを目指す方にとっては選択に悩みそうですね!って、そういう方はより軽量なOD缶のシングルバーナーを使いますかね(;^ω^)
収納ケースはST-310が入るものなら、たぶん入るんじゃないかな?(このオレンジの袋は私がST-310を入れている袋です)
点火比較
さてさて、最後に気になる点火チェックを…
屋外は強風でしたので、キッチンで比較してみます。
まずはFUSION ST-330
続いてST-310
炎はよく見えないかもしれませんが、比較した所感を整理します。どちらも最大火力まで回しています。
FUSION ST-330の方が音が静か。炎も奇麗な青色をしている。
ST-310の方が火柱が豪快!山形のバーナーによるもの?音も大き目。
男前グリルプレート比較
このFUSION ST-330一番の購入目的はコレかもしれません…
レギュレーターストーブST-310ではやはり、輻射熱によるCB缶の加熱が気になります。遮熱版等のオプション品の販売はありますが…
その点、分離型のFUSION ST-330なら安心安全です
仕様比較
さて最後に仕様を比較しておきますか!!
FUSION ST-330 | ST-310 | |
---|---|---|
ガスセット方法 | 分離型 | 一体型 |
使用時寸法 | 幅410×奥行120×高さ90mm | 幅166X奥行142X高さ110mm |
収納時寸法 | 幅150×奥行75×高さ90mm | 幅140X奥行70X高さ110mm |
ゴトク径 | 165mm | 130mm(自己測定) |
重量 | 250g | 350g |
発熱量 | 2.6kW(2,200kcal/h) | 2.9kW(2,500kcal/h) |
使用時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
価格(税別) | 9,000円 | 5,200円 |
- 使用時はST-310の方がコンパクト
- 収納時はほぼ同等
- 重量はFUSIONの方が軽量
- 熱量はST-310の方が高い
- 価格はST-310の方が安い
前述した着火比較の感想も併せて確認くださいm(__)m
まとめ~これから買う人へのおすすめは?~
長文となってしまいましたが、最後までお読み下さりありがとうございますm(__)m
ここまで触れてきませんでしたが、「フュージョン」と言うとやはりアレを思い出してしまいますよね!ドラゴンボールを…。
面倒なので画像は載せませんが…
このFUSION ST-330は「レギュレーターストーブST-310と分離型ST-301のフュージョン」と言う意味かな?それとも「レギュレーターストーブとすり鉢型バーナーのフュージョン」なのかな?
兎も角、これからシングルバーナーを買おうという方にとって悩ましい選択肢が登場したことは確かでしょう。
私なりのおススメを決めたいところですが、前提となる私のバーナー歴は下記の様になります。
もし今からキャンプを始めるなら…
カセットコンロ+CB缶シングルバーナーかなぁ。2バーナーは買わないと思います。
その1つ目のシングルバーナーにもレギュレーターストーブST-310がオススメです!万能過ぎるので買って後悔はないと思います。…
このFUSION ST-330はとてもよい製品だと思いますが、最初の一個目としてはちょっと高過ぎかな。1万円近くするし…。分離式のメリットとデメリットをよく考えた方がいいかと思います。
私的な一番のデメリットはテーブル上の面積を取る点ですね。ソロキャンで小さめのテーブルを使っているときに、分離型は邪魔に感じる時がありそうです。ホースを長くできたりすればいいんですけどね…
あれ?FUSION ST-330のレビューのはずだったのに、ST-310をベタボメしているような…w
あっ、もちろんこのFUSION ST-330も愛用していきますよ~!!
やっぱりカッコイイよな~
【2019年4月8日投稿記事】
定番カスタムについてまとめました
【2019年4月9日投稿記事】
収納ケースについてまとめました
ちなみにAmazonだと4月24日発売となっていますね!
コメント
こんにちは(・ω・)
>箱を眺める
この見出しに笑いました(笑
ボンベ分離型だから高さも抑えられていて安定感ありそうです
鉄板を使うならボンベが離れていると安心ですしね
でも寒い時期の利用だと一体型(&反射板装着)が有利でしょうか
そして価格差もちょっとネック……並んでいたらいたちもST-310にするかも(笑
なにはともあれ、比較がとってもわかりやすかったです(*゚ω゚ノノ゙☆
いたちさん♪
こんばんは!
>>箱を眺める
>この見出しに笑いました(笑
いや~結構面白いパッケージだったので、そこをアピールしておかないと…と思いましてw
断じて行稼ぎではありませんw
>ボンベ分離型だから高さも抑えられていて安定感ありそうです
>鉄板を使うならボンベが離れていると安心ですしね
鉄板や焼肉用に鹿番長のカマドがありますが、やっぱりガスの手頃さがありがたいときもありますからね(;^ω^)
>でも寒い時期の利用だと一体型(&反射板装着)が有利でしょうか
そうですね!ST310の遮熱版をCB缶に当てておけば缶も少し温まって火力あがりますからね!!
私みたいにカバーしちゃっててはダメでしょうけど…
>並んでいたらいたちもST-310にするかも(笑
いたちさんは鹿番長のUF-13「オーリック小型ガスバーナー」を買わないと駄目です!!
>なにはともあれ、比較がとってもわかりやすかったです(*゚ω゚ノノ゙☆
ありがとうございま~す!そう言ってもらえるのが一番の幸せです(^▽^)/
はじめてコメントいたします。
つい先日ST-330を購入し、本日 無事にシリコンチューブを取り付けた者です。
記事を読ませていただき、「ST-330は分離型ゆえにST-310よりスペースが必要」とのことですが、
百均などで売っているテーブルを挟むタイプのカップホルダーなどにCB缶を縦に入れることができればST-310より(それどころか究極の)省スペースになると思ったのですがいかがでしょうか。
カップホルダーの高さが低いタイプ、もしくは底のないタイプが必要かもしれませんが
これってトリビアの種になりませんか?
56さん♪
こんばんは!コメントありがとうございます。
ST-330購入おめでとうございます!私もまだ使い続けております!
>カップホルダーなどにCB缶を縦に入れることができればST-310より(それどころか究極の)省スペースになる
そんなアイデアもあるんですね!トリビアですね!説明書も見ましたが禁止事項ではないようです。倒れると液出し状態になり危険ですが、それは横置きの時でも同じですしね…。
56さんやってみますか?CB缶を入れて丁度よい高さのカップホルダーがあるといいですが…。
そういえば、トランギアのストームクッカー用のバーナーにCB缶アダプターをつけて立てて使用している友人がいました!
初めまして。
当該バーナーの購入を迷っているところにこちらにたどり着きました。
楽しいブログで情報多彩でありがたかったです。
お蔭様で購入を決断できました。
気になっていたのが風防の事ですが、強風だとさすがに無理なんですね。その辺のカスタムはST-310と同じサイズでいいのでしょうか宜しければその辺も伺えればと思います。
ところで重量比較の部分ですが、「ST-310」の方は厚めのシリコンチューブが装着されていますがその辺は誤差の範囲ですか?
通りすがりのキャンパー様♪
コメントありがとうございます!返信遅くなり申し訳ありません。
まずはご購入おめでとうございます!私は今でもどちらも愛用しています。通りすがりのキャンパー様も使い込んでいただければと思います!
>その辺のカスタムはST-310と同じサイズでいいのでしょうか宜しければその辺も伺えればと思います。
よくST-310で使われるクッキー型の風防ですが、ST-330には高さがゴトク高さと同じくらいになり高すぎだと思います(径もギリギリ入るか入らないか)。ST-330のすり鉢状バーナーの耐風性を信じるか、板状の風防を使った方が良い気がします。
>ところで重量比較の部分ですが…
ST-310の重量が仕様の350gより重くなっているのはチューブ分だと思います。