こんにちは!
もう、ポータブル電源無しでのキャンプは考えられないすずパパですFollow @suzu_campここ数年でポータブル電源の認知度も上がり、所有している方も増えてきたように感じます。我が家では「キャンプだけではもったいない!」と、日常での利用も少しずつ始めています。
先日、ALLPOWERSさんの中型のポータブル電源『R1500』とR1500専用拡張バッテリー『B1000』をレビューしました。
今回はその流れで、『ALLPOWERS フレキシブルソーラーパネルSF200』を提供いただき、レビューすることになりました。
『ALLPOWERS フレキシブルソーラーパネルSF200』その雄姿がこちら!
キーワードは快適と防災!
さっそく仕様や使い勝手をチェックしていきたいと思います。
良かったら、最後まで読んでいってください!
『ALLPOWERS フレキシブルソーラーパネルSF200』をチェック!
ALLPOWERS フレキシブルソーラーパネル SF200はその名の通り、フレキシブルに曲げることができるソーラーパネルです。重量は4.1kg、厚さは0.3cmと超軽量薄型!柔軟性は250°もあり、どんな場所でも取り付けられるのがウリです。
使用例として屋上、屋根などの他、フレキシブル性を生かして車のルーフへの設置も可能です。もちろん屋外での使用も考えられており、IP68防水・防塵性能もあります(出力ポート部は別途防水処理が必要)。
付属品はMC4接続ケーブルと20cmの取り付けバンドが8本と説明書です。本体外周部には固定用のハトメが8か所あります。パネルの固定の際に役立ちます。
試しにベランダの物干しに設置してみました。軽量なので物干しに取り付けてもたわむことはありませんでした。本格的な設置にあたっては、イレクターパイプで固定用のスタンドを作成する予定です。これについては別記事にて紹介したいと思います。
軽いは正義!簡単設置で快適に使用できます!
本体との接続は付属のMC4接続端子をパネル側とポタ電側に接続するだけ。ALLPOWERSのポータブル電源にはMC4接続端子がありますので、別途購入の必要はなくソーラー充電環境が整います。他社のポタ電につなげる場合は別途、変換アダプターなどが必要になることもあるでしょう。
フレキシブルソーラーパネルSF200の仕様は以下の通り。
型番 | SF200 |
---|---|
ピーク電力 | 200W±5% |
開路電圧(Voc) | 38.4V |
短絡電流(Ioc) | 6.875A |
最大電圧 (Vmp) | 32V |
最大電流(Imp) | 6.25A |
ソーラーバネル光電変換率 | 22%-25% |
使用温度 | -20℃~60℃ |
展開サイズ | 1375x780x3mm |
重量 | 4.1kg |
防水レベル | IP68 |
折りたたみソーラーとの比較、発電量は?
私は折りたたみソーラーパネルAP400も所有しています。ここではSF200とAP400を比較してみたいと思います。ただしAP400は400Wのソーラーなので、発電量は違いますのでご了承ください。
AP400大き過ぎ!?その分発電量が大きいのは嬉しいですが…
AP400パネルは展開が一苦労です。18.5kgを家から外に出し展開する。なかなかに重労働だと思います。まぁ、晴天の週末の度に広げていたので、結構コツをつかみました!今では一人でも設置可能です!
そして、この日も晴天!発電量は…
ほぼ、同一時間でのチェックです。AP400でMAX400Wのところ約200W、SF200はMAX200Wのところ約150W。AP400の202Wはちょっと残念ですが、SF200が150Wも出ているのは凄い!!
R1500が満充電までに要する時間を計算してみると、1152Wh/150W=7.7hとなります。ほぼピーカンで8時間。空っぽから1日で満タンにするのはキツそうですね。雲にかかると、途端に30W→5W→0Wの様に落ちてきますし…。
急いで満タンにしたい場合はAC充電が確実ですが、R1500はAC充電とソーラー充電が同時に行えるというメリットがあります。AC充電とソーラー充電を併用して、時間短縮&電気代節約を両立するという方法もあります。
ちなみにベランダで使用してみた際の充電量は下記の様になりました!
日中の日当たりの良い時間なら約150Wでの充電が見込めそうです。1日で700~800Wの充電ができればいいなぁと思っています。←テレビを1日6時間見た場合の消費電力です。そんな感じで充電⇒使用を繰り返していきたいと思っています。ライフサイクルが3500回以上のリン酸鉄リチウムバッテリーならではの使い方!!
防災とパネルとポタ電
ソーラパネルとポータブル電源。
この二つが揃うことで、ポータブル電源の防災用品としての価値が爆上がりします。電気も供給されなくなるような大災害の場合、ポータブル電源に残った電力だけでは心もとないことでしょう。
スマホやLEDライトなど、本当に必要最小限の機器の充電の為にしか使えないでしょう。
ここにソーラーパネルがプラスされると…
災害時でも安心して過ごせる環境を整えることができます!
自然光を利用して電力を供給するソーラーパネルがあれば、停電時にも電力が確保できます。非常用の電源として継続的に活用できます。
スマホやLEDライトなどだけではなく、家庭用品へも回せる電力があれば、家庭での日常生活が継続できる可能性もでてきます。
ここで、我が家の防災について…
我が家はハザードマップを見ると、洪水による浸水が起こり得る地域に住んでいます。浸水によってポータブル電源が壊れてしまっては本末転倒!以下の対策を想定しています。
- 小型ポタ電R600はポリ袋に入れてソフトクーラーボックスに収納
- 中型ポタ電R1500は2階で使用しているため浸水に対しては安全と思われ
- 自宅避難の場合はSF200にてベランダ充電
- 避難所の場合はR600と非常用持ち出し袋
SF200で防災レベルが上がりました!
R600を入れたクーラーボックスは他の緊急用品と一緒に持ち出せるようにしています。
まだ家族5人分の準備としては不足がありますが、まずは非常用持ち出し袋をひとつ準備しています。買い集めたキャンプ用品を整理して、もうひとつ準備しておかねばと思っているのですが…。自宅避難が可能であれば、ポータブル電源と共に今回のSF200が役に立つと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
フレキシブルソーラーSF200のまとめ
今回は『ALLPOWERS フレキシブルソーラーSF200』のレビューをしてきました!
率直な感想としては…
軽い、薄いは正義!
SF200、本当に使いやすい商品です。折りたたみ式のソーラーパネルはやはり展開と収納がちょっと面倒に感じることがあるんですよね。その点、軽く扱いやすいSF200は最高です。
ただし、SF200は家の屋根やベランダ、車などに固定して使うの主な使い道になると思います。
キャンプや屋外での利用を想定するなら、折りたたみ式のソーラーパネルAP200やAP400の方が目的にあっていると思います。
そして、SF200には防災用品としての活用も見込めます。
災害による停電時でも通常の家庭用電化製品の使用ができ、すこしでも日常に近い状態で日々を過ごせることは精神衛生上のメリットも大きいでしょう。
今年の7月には「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が出され、焦った方も多いと思います。日々の備えと共に、ポータブル電源とソーラーパネルを合わせて用意しておくのも良いのではないでしょうか?
SF200より小型なSF100と言うパネルもあります
過去レビューしたALLPOWERS製品はこちら
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