こんにちは
ホームセンターと言えばカンセキ!根っからの栃木住民、すずパパ(Follow @suzu_camp)です!
今日もカンセキ(WILD-1?)のプライベートブランドtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の2021年新製品を紹介します。
今日紹介するのも、ポール2本で設営するシェルターテントです!
tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」
前回まで紹介した2種類とは違うコンパクトなシェルターとなります。コンセプトは「安心して寝れる」。一体どんなテントなのか?
良かったら、読んでいってください。
tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」の特徴
tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」の見た目は、ワイルドでかっこいいですね。米軍パップを所有する私から見てもかっこよく見えます。パップテントはフロアがありませんが、このツーピークキャビンにはフロアが付属しています。使い勝手の上でもよく考えられたテントの様です。
では、特徴を整理してみましょう。
「寝る」に特化したTCテント
ツーピークキャビンのコンセプトは「安心して寝れる」。
特徴の多くが、眠りの為のものです。
やはりキャンプで大事なのは睡眠ですからね。このツーピークキャビンには眠りの為の多くの工夫が施されているようです。
遮光性が抜群
ツーピークキャビンは「遮光性抜群のテント」と謳っています。コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%)、いわゆるTC生地を使うことにより優れた遮光性を実現しているのでしょう。
設営が簡単
ツーピークキャビンはペグダウン後、2本のポールを立てるだけで設営可能です。慣れれば10分程度で設営可能とのこと。
取扱説明書を読むと、イメージが湧きやすいと思います。
高さが低いので耐風性能に優れる
ツーピークキャビンは全高が1,600mmと低く設定されています。その為、「耐風性にも優れ安心して眠ることができる」ことを特徴としています。
「様々な作業はタープ下で」と言ったところでしょうか?
とは言え、私のソロ幕でツーピークキャビンより高さがあるテントはありません。
通気性が抜群
入り口部とインナー側面下部にメッシュが設けられています。これにより換気性能が抜群とのこと。
インナー側面下部のメッシュパネルは庇で中が覗けない構造になっており、安心して眠ることができます。
複数のメッシュにより快適に眠れそう!
けど、常識の範疇内かな。
tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」の情報
仕様
ツーピークキャビン | 仕様 |
---|---|
素材 | |
フライ | コットン混紡生地(TC):ポリエステル65%、コットン35% |
インナーウォール | ポリエステルタフタ68D |
インナーフロア | ポリエステルオックス210D |
メッシュ | ポリエステルメッシュ75D |
ポール | アルミ合金製3本継ぎ(φ16mmX1500mm)X2本 |
収納ケース | ポリエステルオックス210D(撥水加工) |
耐水圧 | 1,500mm(インナーフロア) |
サイズ | |
収納サイズ | (約)640×220×260(高)mm |
組立サイズ | (約)2,400×4,200×1,600(高)mm |
インナーテント | (約)2,200/4,200×2,400×1,520(高)mm |
重量 | |
総重量 | (約)10.97kg |
フライシート | (約)3.03kg |
インナーテント | (約)4.7kg |
ポール | (約)0.59kg |
付属品 | スチール製ペグ×22本、張り綱×8本、収納ケース×3 |
*フライ、インナー、メッシュには撥水加工、PUコーティング済み
全高は160cmと低め。寝室は240x220cmとソロなら十分のサイズ。
発売日と価格
発売日:4月中旬発売予定
価格:52,800円(税込)
リビング用タープ「ツーピークキャビンタープ」も発売
リビング用には、ツーピークキャビンタープというのも発売予定となっています。
こちらもTC素材で、ツーピークキャビンとの相性は抜群です。
発売日:4月中旬発売予定
価格:24,200円(税込)
両方欲しくなりますよね。そうすると…
52,800+24,200=77,000円…
昨日紹介したBLACK SUMMIT GG8+専用ポールは81,180円です!
うーむ…
「寝る」に特化した「ツーピークキャビン」の弱点は?
快適な睡眠を追い求めたテント「ツーピークキャビン」。特徴と仕様をチェックした感想を…
「遮光性抜群」の根拠は?
「遮光性抜群」を謳う、ツーピークキャビン。しかしどの程度の遮光性があるのかが現時点で不明です。
コットンだから遮光性が高いって言えるの?
ウトガルドはテント内、明るいわよ?
そうだよね。
実際にどれくらいの遮光性があるのか…?
ツーピークキャビンはTC素材を用いていますが、遮光性抜群と言える程なのかは要チェックです。確かにコットンテントは生地も厚く、化繊テントよりは遮光性に優れていると思いますが、その性能について表記がありません。数値での根拠が示されないのは不親切ですね。
ここ数年、遮光性の強さやUVカットなどを謳うテントやタープも増えてきています。代表的なところではコールマンのダークルームシリーズでしょうか?こちらは高機能素材による断熱・遮光ですね。こちらは日光を90%遮ると数字でその遮光性を説明しています。
もしかしたら、インナーウォールにも特徴があるのかもしれませんが詳細は不明です(黒塗りされてるとか?)。ここは発売後にチェックしてみたいと思います。
↓日光を90%遮る、コールマンのダークルームテクノロジーの例
「高さが低い分耐風性能に優れる」の根拠は?
全高160cmって低すぎない?
確かに着替えとか大変そうだよね。
けど、そんなに低いわけでもないよ。
そう、160cmというのは特別低いわけではありません。
コンパクトなソロテントや山岳テントなどはもっと低いものが多くあります。私の所有するテントでもパップテントは110cm、ソロカマTCとムーンライト2型は120cmともっと低いです。まぁ、さすがに着替えにくいです。横になった状態でズボンを脱ぎ履きしていますw
そして、遮光性同様、耐風性能も不明です。
DODはカマボコテントの風洞実験の動画をyoutubeにアップしたり、コールマンもタフドームテントについては検証結果を公表しています。そしてどちらも風速15m/sという気象庁が定める「強い風」に対応していると言えます。
別途リビングが必要
ツーピークキャビンはテント内を「寝る」に特化させたため、別途外での活動スペース(リビング)が必要です。特に悪天候時はタープが必須に…。前室である程度の調理等はできそうですが…。
また、私も所有するパップテントや後述する「炎幕」は跳ね上げてシェルター下での作業も可能となっています。コンパクトなシェルターとしてはこちらを選ぶのもありかと…。
tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」まとめ
快適な睡眠を追及して作られた、tent-Mark DESIGNS「ツーピークキャビン」。
個人的には、同じテンマクの炎幕との住み分けが難しそうなテントに思えました。
仕様を確認すると、炎幕DXと同じくらいのサイズです。インナーテントを別途購入すれば、このツーピークキャビンと同じ様な使い方ができそうな気もします。就寝スペースの広さはツーピークキャビンの方が大きくなりますが…
眠りに特化したこだわりの仕様、ここをメリットに思える人にはツーピークキャビンはいいテントかもしれません(ちょっと辛口意見も出しましたが…)。気になる方は4月中旬の発売をお待ちください!
その割り切りの良さに惚れる!!
これひとつで乗り切るのは難しいけど、複数所持中のひとつとしてはアリ!
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