こんにちは!
夏真っ盛り!だけど、お盆はノーキャンプのすずパパ(Follow @suzu_camp)です!
しっかりと対策をすれば密にならずにレジャーを楽しめるキャンプ。対策をしつつ楽しんでいる方も多いと思います。
暑い夏。キャンプ場で飲むキンキンに冷えたビールは最高ですよね!
しかし、保冷性能が低いクーラーボックスでは、短時間でぬるくなってしまいガッカリと言うことも…。
今日はそんな際に便利なソフトクーラーボックスを紹介!
TITAN(タイタン) DEEP FREEZE 16CAN!!
良かったら、読んでいってください!
TITAN(タイタン)とは
TITAN(タイタン)とは、ソフトクーラーバッグのシェア世界一(2018年5月〜2019年4月)の「California Innovations」のブランドです。
TITANブランドのソフトクーラーはコストコでも販売されているので、見たことがある方もいるかもしれませんね(今回レビューする仕様のものは未販売の模様)。
日本での代理店は有限会社サンクチュアリとなっています。
今回レビューするのはDEEP FREEZEシリーズで一番コンパクトな「TITAN DEEP FREEZE 16 CAN」!
どうですか?結構カッコよくないですか?デザインと性能。どちらも私のソフトクーラーに対するイメージが変えてくれました!
TITAN DEEP FREEZE 16 CANの特徴
まずは、TITAN DEEP FREEZE 16 CANの特徴をサクッとご紹介!
ちなみに「DEEP FREEZE」は独自素材の名称らしいです。熱反射素材、高密度超発泡素材などの5重の層で構成される独自の断熱素材。
圧倒的な保冷力で氷を2日間キープ可能
ソフトクーラーはハードクーラーに比べて、保冷能力が劣るのは当たりまえですよね。私の持つソフトクーラーは翌朝には、ほぼ常温近くに…(食材や飲み物も減り、氷も減るので、保冷能力が下がるのは当然ですが…)
その点このTITAN DEEP FREEZEは「氷を最大2日間キープ」と謳っています!本当にこれだけの能力があれば最高ですね!!
どんな試験内容だったかと言うと…
「中身を氷で100%満たした状態で、外気温を12時間毎に32℃と19℃に設定して行われております。」と記載あり
「氷で100%満たした状態」で2日間…。実際の使用環境とは異なるよな~とも思いますが、後ほど実際の保冷力もチェックしてみたいと思います。
ワンタッチ開閉!
メイン開口部からジッパーをなくし、片手で中身を取り出すことができます!
これがメリットになるかデメリットになるかは、実際の保冷力次第ですね。ですが、保冷力が維持できるなら、ジッパーレスの方が使い勝手も良いですよね!
簡単にオープン!
ソフトクーラーのジッパーって、結構開けにくいことが多いんですよね…
持ち運びやすいショルダーストラップ
ショルダーストラップの取り付け方に工夫があり、重くても持ちやすくなっています。
人間工学に基づいた設計とのこと。筋肉の負荷を軽減しています。滑り止めの付いたショルダーパッドもあり肩への負担も軽減。
持ち運び安さについては後ほど実験!
スマートシェルフを使った二段構造
このTITAN DEEP FREEZE 16 CAN。内部にプラ製のスマートシェルフを入れて使用します。そのスマートシェルフには仕切り板があり、上段・下段に分けて使用が可能です。
仕切りを使わない場合は350ml缶16本、仕切りを使う場合は12本入れることができます!350ml缶12本+500mlPET2本で飲み物専用にするのも良さそう!
ソロ1泊なら十分な酒と食料が入りそう!!
肝心の保冷力については後ほどチェックします!
TITAN DEEP FREEZE 16 CANをチェック!
外観チェック
続いて、外観を見ていきましょう!
表地・裏地ともに抗菌・防水素材なので、お手入れも簡単です。
シェルフを外し断熱材の厚みをチェックして驚きました!
分厚っ!!
この後、比較で登場するソフトクーラーは断熱材の厚さ10mmと厚めなんですが、それよりも厚いです!15mm以上はありそう!ただし全体がその厚さではなく、縁は薄めになっています。
スマートシェルフは取り外し可能なので、汚れた場合は外して洗えるし、直接氷をいれてもOKなのも便利ですね。
外した状態でも蓋を閉じることは可能ですが、保冷能力は落ちるでしょう。
気になる点
良い点ばかり上げても、購入検討者に対してフェアではないので気になる点も挙げておきます。
- 8Lの容量で足りるか?
- 16CAN入れると、保冷剤がほぼ入らない
- 手持ちの保冷剤が使えるか事前にチェック
- コンパクトに収納できない
①について。私ならビール+食料余裕です。ウィスキーや焼酎派にはきついか?
②について。↓こんな感じになります。隙間に氷を直接入れるのもいいかも!
③について。私のメイン保冷剤「ロゴス 氷点下パックXL(22.5x19.5x3.5cm)」は平置きできません。お手持ちの保冷剤が使えるかチェックが必要かと。
④について。ソフトクーラーによってはコンパクトに畳めるものもあります。私は収納性は求めていませんが、求める方もいると思うので指摘しておきます。
ご購入前によく検討ください。
仕様
仕様を整理しておきます。
仕様 | |
---|---|
材質 | TPEコーティング300Dポリエステル |
外寸 | W31.1xD20.3xH31.1cm |
内寸 | W24.9xD12.1xH26.0cm |
重量 | 1.01kg |
容量 | 約8L |
カラー | モス、ブルー |
生産国 | 中国 |
価格 | 8,360円 |
冷却性能比較実験
ストラップやシェルフの機構などの考えられた工夫と、性能の良さそうな分厚い断熱材。
実際の性能はどうなのか?やっぱりチェックしてみるしかないですよね!?
比較相手が勝ってしまったら…
この企画はお蔵入りに…(;^ω^)
比較対象
比較対象としたのはコレです!
サイズ感は似たソフトクーラーです。メーカー名はL〇GOSと伏字にしておきます。以前、当ブログでもレビューしたことのあるソフトクーラー!10mm厚の断熱材とジッパー部の処理がウリのデザインクーラーです!
夏場の保冷性能にはちょっと不満あり(;^ω^)
翌朝には常温…(それを前提にメニューを考えてますが…)
TITAN DEEP FREEZE | デザインクーラー15 | |
---|---|---|
材質 | TPEコーティング300Dポリエステル | ポリエステル、EPE、PEVA、PP |
外寸 | W31.1xD20.3xH31.1cm | W30xD22.5xH28cm |
内寸 | W24.9xD12.1xH26.0cm | W28xD19xH23cm |
重量 | 1.01kg | 600g |
容量 | 約8L | 約15L |
外寸体積 | 19,344㎤ | 18,900㎤ |
価格 | 8,360円 | 3,740円 |
写真と仕様(外寸・体積)から、外観のサイズはあまり変わらないのがわかると思います。その割に容量はデザインクーラーの方が倍近く多くなっています。やはり、分厚い断熱材とプラ製のスマートシェルフのせいでしょう。
ハードクーラーでも高性能を謳うのは外寸の割りに内容量が少なくなります。このTITAN DEEP FREEZEも小容量を吹き飛ばすほどの性能があればいいのですが…。
実験内容
さて、どんな風に実験をするか考えました!
売り文句の「氷を最大2日間キープ」は全てを氷で満たした状態でのテストなので、もう少し実使用上環境に近いテストをしてみることにしました!
こんな感じでチェックしてみようと思います。
実験開始
時は8月12日朝9時!夏休みの早朝からスタートです!
昼間から飲むビールサイコー!
|・ω・*)ジーー!!!
ほ、ほらよく見て!ノンアルだからっ!!(少しビールも混じってるけどねw)
と言うわけで、24時間かけた一大プロジェクトが終了しました!
結果と考察
結果を一覧にまとめてみました!
表は残った氷の量です。23時間経過時点ですでに氷は解けていました。
TITAN | L〇GOS | 気温℃ | 残ビール | |
---|---|---|---|---|
9:00 | 1,000 | 1,000 | 27.1 | 12本 |
12:00 | 817 | 798 | 29.2 | 10本 |
15:00 | 600 | 506 | 28.8 | 10本 |
18:00 | 418 | 333 | 28.1 | 8本 |
21:00 | 252 | 117 | 26.5 | 6本 |
8:00 | 0 | 0 | 25.1 | 6本 |
結論としては…
TITAN DEEP FREEZE 16 CANの勝利です!
どちらも24時間前に全て溶けてしまいましたが、TITAN DEEP FREEZEの方が溶けるぺースは緩やかでした。中身のビールを減らしていくという、実環境wに合わせた実験のため、溶けるペースが速くなってしまっと思います。もともとの容量が多いL〇GOSにはちょっと不利だったかもしれませんが…。
翌朝8時のチェック時点で、TITANの水温は17.1℃。これは井戸水とほぼ同じで冷たく感じました。缶もまだ冷えていて、このまま美味しく飲めそうでした。
L〇GOSは23.6℃とほぼ常温。缶もひんやり感はなく、ほぼ常温に戻っていました。
これらの結果から、TITAN DEEP FREEZE 16 CANは23時間後でも冷えたビールが飲めそうです!
実際のキャンプでは16本も飲まないし、もう少し保冷剤の量も増やせるので、よりよい状態で翌日を迎えられそうです!
まとめ~こんな方にオススメ!~
と言うわけで、『TITAN DEEP FREEZE 16 CAN』のレビューと保冷性能実験をやってみました!
同サイズのソフトクーラーと比較してみて、その高性能さが証明できたと思います!1日後でも冷えたビールが飲めそうな保冷力の高さはさすがです!
このTITAN DEEP FREEZE 16 CAN、こんな方におすすめです!
- 高性能ソフトクーラーが欲しい方
- ソロメインで缶+食料を一つにまとめたい方
- ファミキャンやBBQでの缶専用クーラーが欲しいかた
①について。性能はかなり良好です!
②について。私の場合、このクーラーひとつで十分収まりそうです。
③について。缶飲料の持ち運びにピッタリです!シェルフと缶の隙間に直接氷を入れるのも良さそう!
と言うわけで、高性能な『TITAN DEEP FREEZE 16 CAN』をキャンプやBBQの相棒にしてみてはどうでしょう?シェルフと仕切り板の使い勝手が良好です!容量が気になる方はより大型のものもあります(24,30,40,60CAN!)。
もちろん、日常使いにも良さそうですよね!冷凍食品の持ち帰りとか…。
今まであまり見なかった、ソフトとハードを融合したソフトクーラー!気になる方は↓のリンクを是非チェックしてみてください!!
なかなか見ないカラーがいいですね!
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