こんにちは
すずパパです。
あのアウトドア界の価格破壊王ことHilanderさんの次なるターゲットはダウンシュラフとのこと。
なんと!ダウン量400gで1万円以下!
一体、どんなシュラフなのか?
そしてHilander(ハイランダー)なりのこだわりは?
突撃必至のダウンシュラフ。
その情報を整理してみました。
良かったら、読んでいってくださいm(_ _)m
キャンパー憧れのダウンシュラフ
キャンパーの憧れる寝袋(スリーピングバッグ)と言えば、ダウンシュラフと言っても過言ではないですよね。
とは言え、登山をする方にとっては、収納性と保温性能から命に関わる重要アイテムですが、キャンパーにとってはそこまで必死に求めるアイテムでないのも事実。
どちらかと言うと、荷物の多い冬キャンプ時の積載性から求められることが多いと思います。
そして、価格的にお高いものが多く、家族人数分を揃えるにはちょっと躊躇してしまったりもします。
我が家も私の分しかダウンシュラフはありません!(ファミキャンの時は妻に貸しますが…)
そんな状況を俺たちの価格破壊王Hilander様が打破してくれそうです!
以前はロールトップテーブルを1万円の破格で販売し一世風靡したのも記憶に新しいところ…
さてさて、見てみることにしましょう。
Hilanderダウンシュラフ販売情報
価格
ダウンシュラフ400
→販売予定価格:9,999円(税込)
ダウンシュラフ600
→販売予定価格:14,999円(税込)
販売開始日
販売開始:2019年10月15日
限定数量
ダウンシュラフ400…約30本
ダウンシュラフ600…約20本
その後も順次入荷予定とのことですが、初回はわずかしか入荷しない模様。連休明けのナチュラムは激戦が予想されますね(汗)
仕様
- 素材:20Dポリエステル100%(生地)
- 羽毛量:400g
- フィルパワー:650FP(80%グレーダックダウン、20%グレーダックフェザー)
- 使用サイズ:約210×80cm
- 収納サイズ:約32×16cm
- 重量:約0.68kg
- 推定対応温度:5℃
- シングルキルト構造
400gと600gの違いについては、単純にダウン量のみとなります。シングルキルト構造で、ドラフトチューブやショルダーウォーマーはございません。
Hilanderダウンシュラフの特徴
費用対効果に優れた650FPダウン
ダウン(羽毛)の性能評価にFP(フィルパワー)と言う値が使われます。
フィルパワーとは、ダウンのかさ高性を表す単位です。数値が大きいほど、暖かく良質なダウンといえます。ダウンは膨らみが多きいほど、空気を多く含むことができ、その空気の断熱効果により保温性を得ています。
一般的にFP数値の目安は下記の様になっています。
- 500FP以下…低品質ダウン
- 600~700FP…良質ダウン
- 700FP以上…高品質ダウン
以上を前提として、今回のHilanderのダウンシュラフは650FPのダウンを使用しているとのこと…
中国は広いもので、探せば500を切るFPの格安ダウンもあるのですがそれじゃあ意味がなく、目指したのはちゃんと650FPのダウンを400g(と600g)入れて、羽毛のロフト(膨らみ)がしっかりと実感できるシュラフ!!
650FPは有名なナンガ(ダウンバックシリーズ)でも使用しているFP(フィルパワー)値なので性能的には問題ないダウンであると思います。
コスト削減の肝は「グレーダックダウン」
ダウンは良質な650FPを使用している、Hilanderダウンシュラフ。
すると気になるのが、どうして低価格で発売が可能なのかということ。その答えが「グレーダックダウン」でした。
ダウンと言えば、真っ白な「ホワイトグース」もしくは「ホワイトダック」のイメージがあるかもしれませんが、今回使用しているのは「グレーダック」の羽毛です。基本的には見た目の清潔感から同じダックでも白色の方がやはり需要があり、高い値段を付けられる場合が多いのですが、実は環境や餌など、同じ条件で育てたダックであれば性能に遜色はありません。
いち消費者としては、性能が同じなら低価格のほうがいいですね。しかも今回は目につかない、生地の内側で使われているダウンですからね~。
カラーはカーキ!薄くて丈夫な生地を仕様
生地は20Dのポリエステル。防水コーティング等の特殊加工は無い模様。結露が気になる状況ではシュラフカバーが必要か?
カラーはキャンプシーンに合わせやすい濃いめの「カーキ」。いい感じですね!
軽量コンパクトな収納性
重量:0.68kg(400gタイプ)
圧倒的な軽量はダウンシュラフの特徴ですね。
収納時サイズ:Φ16x32
収納サイズのコンパクトさも特徴のひとつ!
同じ仕様温度域と思われる右端のシュラフと比べるとそのサイズは歴然ですね!
Hilanderダウンシュラフの対応温度を推測は?
ナチュラム販売サイトの仕様には推定対応温度:5℃とあります。
私の所有するダウン量350gのダウンシュラフの対応温度はこんな感じで表記されています。
Comfort(Woman):5℃
Limit(Men)(快適使用温度):0℃
Extreme(使用限界温度):-16℃
よって、Hilanderダウンシュラフの性能も同程度ではないかと思われます。
ちなみにダウン量600gのものはこんな感じです。
Comfort(Woman):-4℃
Limit(Men)(快適使用温度):-11℃
Extreme(使用限界温度):-30℃
コンフォートからリミット間での使用がおすすめです。
ダウンシュラフ参考価格
今回、Hilanderが発売するダウンシュラフのダウン量は400gと600gです。
私が所有するナンガのダウンシュラフは…
- ナンガ オーロラセンターZIP 350…19,980円(税込)
- ナンガ オーロラセンターZIP 600…26,980円(税込)
上記のダウンシュラフも別注モデルで割安な価格のものでしたが、それよりも安く設定されていますね!↓現在の価格は27,479円
ナンガのオーロラはFP760なので厳密に同クラスのシュラフでありませんが…
クラス的にはこちらと同クラスと思われます。価格は20,350円。
今回のHilanderダウンシュラフが以下に破格かがおわかりになると思います。
終わりに~どれを買う~
このインパクトにやられました!
仕様的には、コスト削減のために省略しているものも多く見られます。
ボックスキルト構造ではなく、シングルキルト構造であったり…(シングルキルトは裏地と表地を直接縫うのでダウンがない箇所ができる)
肩部にダウンを増やすショルダーウォーマーや、ジッパー部からの冷気を防ぐドラフトチューブを設けていなかったり…
ここらへんの仕様から、個人的には冬用となる600gの購入は見送り、防寒装備が必須ではない3シーズン用の400gに突貫してみようと思います。
無事、購入できたら体験レポをしてみたいと思いますm(_ _)m
↓価格破壊の元祖!ウッドロールトップテーブル!
旧ブログ転載のまま読みにくい状態ですが、我が家のシュラフについて…
コメント
こんばんは(・ω・)
ダウンシュラフほしい病を長らく患っているいたち
がしかし、家族用を揃える甲斐性(?)はないし、かといって自分用で何万もするものは……と半ば諦めていましたが、さすがハイランダーさんです(*゚ω゚ノノ゙☆カカクハカイ!
すでにダウンシュラフ愛用者であるすずパパさんによるデータ上の検証があるとはなんとも心強いです
推定対応温度5℃なら真冬以外ならなんとかなりますかね?
キャンツー用に1本行っちゃおうかなぁ+(0゚・ω・) +
いたちさん♪
こんにちは~
>ダウンシュラフほしい病を長らく患っているいたち
中華製ならもっと安い物もあるようですが、ハイランダー様のは質もほどほど追い求めたようなので、いい落とし所ではないでしょうかね?
>推定対応温度5℃なら真冬以外ならなんとかなりますかね?
>キャンツー用に1本行っちゃおうかなぁ+(0゚・ω・) +
服装次第でOKだと思います!どの程度の重ね着が必要かは経験で…。結局、重ね着用の荷物が増えたら本末転倒感ありますが…w