こんにちは
久しぶりにはじめてのキャンプ場を訪問してみました。
栃木県にある日光湯元キャンプ場です。
最近お気に入りだった菖蒲ヶ浜キャンプ場から戦場ヶ原を横目に北上すること約10㎞。金精峠手前にあります。
冬季はスキー場となりますが、夏場は一部をキャンプ場として開放しています。丸沼高原オートキャンプ場の様な感じですね。規模は違いますが…。標高は1,500mほどあり、夏でも涼しく過ごせる環境だと思います。私が利用した8月31日は日中で20℃前後、夜間で15℃くらいでした。
それでは施設情報や感想をまとめたいと思います。
良かったら、読んでいってくださいm(__)m
日光湯元キャンプ場
施設情報
公式HPは無いので日光湯元ビジターセンターHPの周辺施設に詳細があります。問い合わせ先も同ビジターセンターになります。
利用期間 | 5月~11月 |
---|---|
受付期間 | ビジターセンター開館時間内 |
通常 9:00~16:30 | |
夏期(7/1~8/31) 8:30~ | |
予約 | 無し(当日受付のみ) |
利用時間 | 開館~翌日16:00まで |
利用料金(一人) | 宿泊…大人1泊 1,000円 |
小中学生1泊 500円 | |
小学生未満無料 | |
日帰り…小学生以上500円 | |
電話番号(ビジターセンター) | 0288-62-2321 |
*2019年9月1日時点の情報です
注意事項
国立公園内のキャンプ場ということもあり、一般的なキャンプ場と比べ特殊なルールが多くあります。重要そうなものを抜粋します。
- 直火禁止。焚き火台利用で焚火可
- 敷地内にトイレ無し。隣接園地内の公衆トイレを利用
- 炊事棟に水道(12口)とコンロあり
- シャワーや入浴施設無し(周囲に温泉多し)
- 野生動物生息域につき、食料・ゴミはテント内で管理(特に夜間)
- ゴミは持ち帰り(生ごみ、灰も持ち帰り)(国立公園ゴミお持ち帰り運動)
- ペット入場禁止
- 夜10時以降は静かに
- 予約不可
上記はビジターセンターHP内にも書かれているものです。なお、利用の際には現地方の説明や注意書きをよく確認してください。
すずパパ的利用案内
それではキャンプ場の様子を確認してみましょう
まずはキャンプ場周辺図をご覧ください。
まずはビジターセンターで受付をします。
受付時には用紙を記入し、係の方から説明を聞きます。その際にテントやタープに結び付けるリボンを受け取ります。
その後、図中の矢印の様に駐車場(休暇村と供用)へ移動します。
そこから荷物を手で運ぶわけですが…
リヤカーは1台のみあります。
見ているとリヤカーを使わずに、持参したカートや手で運ぶ人も多かったですね。
炊事棟です。奇麗に整備されていました。
この日、8月31日は15組位の宿泊客がいました。
ほとんどの方が下の方に設営されて、中腹より上に設営したのは私だけでした(私は図中左から2つ目の平地に設営)。
お陰で静かな時間を過ごすことができましたが、トイレが遠い!5分位かかっていたような…
キャンプ場の出入口からトイレまで100m位です。
私の設営の場所からは300m…
そして、暗い夜。鹿糞を避けつつトイレまで行くのがかなり厳しいwww
たぶん何個かは踏んでいるハズ!!!
私的素敵注意事項
ちょっと上でHP内で記載されている注意事項をまとめましたが、ここでは私が思った『湯元キャンプ場素敵ポイントと注意点』を整理しておきたいと思います
まずは素敵ポイントから…
1人1,000円の低価格
近隣の菖蒲ヶ浜キャンプ場と比べるとお安く済みます。
湯元キャンプ場にはアーリーチェックインと言う概念がなく、8時半or9時から1,000円で利用可能です!
タープや大型テントを張っても別料金がかからないのもいい!そして安心の16時チェックアウト!
以下、価格的な違いを表にしてみました。
湯元キャンプ場 | 菖蒲ヶ浜キャンプ場 | |
---|---|---|
利用時間 | 9時~翌16時 | 13時~翌11時(アーリー9時~) |
利用料金(大人1泊) | ¥1,000 | ¥1,200 |
利用料金(小人1泊) | ¥500 | ¥980 |
アーリーチェックイン(1人) | ¥0 | ¥600 |
大型テント料金 | ¥0 | ¥1,620 |
タープ料金 | ¥0 | ¥1,620 |
ゴミ捨て | 不可 | 可 |
てすと
- 湯元キャンプ場での小人は小・中学生で、それ以下のお子さんは無料です
- 菖蒲ヶ浜キャンプ場での小人は3歳~小学生です
- 菖蒲ヶ浜キャンプ場での大型テントとは、張り幅3メートルを超えるものです
もちろん、中禅寺湖畔の景観と言う最大のメリットの前では価格の差は些末な問題かもしれませんが、この湯元キャンプ場の景観も負けていませんよ~
景観も素敵!!
キャンプ場の立地もなかなかいい所です。
スキー場を利用した傾斜地の為、上に行けば行くほど素晴らしい景色が!!男体山がくっきりと!!開放的なキャンプ場は気持ちいいですね!あれさえなければ…
曇りだとこんな感じ。
敷地内から中禅寺湖にアプローチできる菖蒲ヶ浜キャンプ場の様にはいきませんが、すぐ近くには湯ノ湖があります。
ちょっと歩けば湖畔まで行くことができます。これも売りと言ってよいポイントではあると思います。季節柄、マス釣り愛好家が多くいました。国立公園内ということで、遊歩道も整備された自然環境が多くあります。
湯ノ湖周囲を散策することもできます!1周1時間程度のハイキングですね!
もちろん戦場ヶ原もありますし、がっつり白根山登山も可能です!(やらないけど…)
で、続いて、万人におすすめできないポイントを…
傾斜地多め(土固め?)
もともとスキー場を利用したキャンプ場ですので、傾斜地が多めです(前述の地図参考)。下の方は平地が多いですが、その分混みがちになります。静かさを求めるなら、上の方の平地になりますが…
補足としては、地面が固いかも…
タープに使った鍛造ペグは問題ありませんでしたが、テント付属のジュラルミンペグはごらんの有り様に…
気を付けて打てば問題ない範囲だとは思いますが…
鹿糞多め
静かさを求め上の方へ来てみると…
鹿糞の多さに驚くと思いますw
今回は中腹部の平地に糞のほぼない範囲を見つけたので設営できましたが、いざとなれば自分で糞を片付けたりしないといけないかもしれません
ちなみに以前泊った丸沼高原オートキャンプ場も鹿糞多めでしたが、この時はまず糞を回収してから設営しましたw
トイレ少し遠い
トイレがちょっと遠いです。
ちょっと歩きます。
キャンプ場の入口から100m。1~2分ってところでしょうか?
ちなみに男子トイレは小便器2、個室1とちょっと頼りない感じです。急を要する場合はビジターセンター付近のトイレまで行く必要が!?
食品スーパー無し
これはキャンプ場周辺と言うよりは奥日光全体に言えますが、いろは坂より上にスーパーはありません。日光市内での購入が必須です。
ちょっとしたコンビニ風の売店や土産物店はありますが…
キャンプ場周辺にも飲食店や土産物店はあります。休暇村内の売店でお土産やお酒も販売していました。
自販機は良心的価格でした。
薪・炭販売、備品レンタルあり
休暇村併設ですが、薪や炭の販売をしています。500円でした。テントや備品レンタルの手ぶらキャンプのサービスもあるようでした。氷の販売もあります。
お酒は休暇村の売店で販売していました。
またキャンプ場内に、伐採した木の置き場もあり、薪として使っている方もいるようでした。長いので斧やのこぎりが必要そうですが…
感想
鹿糞と何回書いたかわからない施設紹介でしたが、「また行くか?」と聞かれたら…
「また行きます!!」
と即答できるキャンプ場です。
もちろん先に挙げたデメリットもあり、万人におすすめできるキャンプ場ではありませんが…
鹿糞を除去するためのほうきでも持って行けばいいのかな?(以前はレジ袋を手袋代わりに回収しました)
また東向き斜面のキャンプ場で木陰がほぼない為、日中はかなり陽射しが強く感じると思います。タープがあるといいかも。午後の西日はないのはありがたい所です。
また今回は空いていましたが、混んでいるとき(あるのかな?)は平地の確保が大変そうですね。アーリーチェックインと言う概念がなく、何時に行っても(開館時間なら)1泊1人1,000円なのもありがたい!!今回は10時くらいに受付しました。
子連れの方は、遊具等の遊び道具がないのでなにか持ってくるといいかも…。虫を捕まえたり、伐採木置き場で遊んだり、なんだかんだと楽しんでいる様子が見えましたが…。
湯ノ湖近くなので、温泉好きの方にはうれしいキャンプ場ですね。
皆さんの参考になれば幸いですm(__)m
次回からはキャンプレポに移ります。
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