こんにちは!
緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだキャンプに行きにくい今日この頃。そんな先週末、わたくしすずパパは燻製三昧で過ごしました!
先日のブログで紹介した一斗缶スモーカーを使い、本格的なベーコンの燻製を作ってみました!そのレシピと手順を紹介します!
私にも作れるくらい簡単なんで、是非チャレンジを!
良かったら、読んでいってくださいm(__)m
ベーコンとは…
ベーコン(Bacon)とは、豚肉を塩漬けした食肉加工製品の一種である。通常、豚の腹や背の肉から作られる。
引用元:Wikipedia
ベーコンの定義は「塩漬けした豚肉」なんですね。
塩漬けした豚肉を燻製したものをベーコンと言っているのかと思っていました。今後は堂々と「ベーコンを燻製する!」という言い回しを使います!
乾塩法と湿塩法
ベーコンの作り方は大きく、乾塩法と湿塩法の2種類があります。
- 乾塩法…塩を直接食材にすり込んで保存する方法
- 湿塩法…ソミュール液と呼ばれる塩水に食材を浸して保存する方法
それぞれメリット・デメリットありますが、ここでは省略!(説明できるほど詳しくないとも…)
どちらにしても、本格的なベーコンの燻製は準備に1週間~2週間近くかかるレシピが多く、面倒なイメージでした。
ベーコン作成の一般的な工程はこんな感じ。
- 塩漬け
- 塩抜き
- 乾燥
- 燻製
ですが今回、湿塩法を用いているのに1日で完成するレシピを見つけたので実践してみました!
今回参考にしたレシピ
ベーコンのレシピは数あれど、今回私が参考にしたのは下記のレシピです。
「たった1日で完成する」「世界一おいしい自家製ベーコン」と興味をそそる謳い文句が並んでいました。
これは作るしかない!!
ベーコン作りスタート!!
材料
今回は豚肩ロースブロック (500g) と豚バラロースブロック (350g) を用意!
- ブロック肉(300~500g)
- 砂糖 大さじ1
- ソミュール液 200cc
ソミュール液の材料
- 水 200㏄
- 塩 20g
- 砂糖 10g
- ニンニクスライス 1かけ
- 黒コショウ 大さじ2
今回はブロック肉が2個なので、各分量を2倍用意しました!
下準備
フォークで肉に穴を開けます。染み込みやすくなるように…
そして次は…
肉に砂糖をまぶします!
えっ!?塩じゃなくて砂糖??
ええ、私も驚きました!
塩より粒子の大きい砂糖を最初に食材に入れることにより、その後スムーズに味が染みていくらしいです。
おおさじ1の砂糖!!を擦りこむ!
冷蔵庫で1時間。しっかり水分が出てきています。
ソミュール液で塩漬け
砂糖を擦りこんだ肉を冷蔵庫で冷やしている間に、ソミュール液を作ります。
材料を鍋に入れひと煮立ち。
しっかり冷まします。
冷蔵庫から肉を取り出し、ソミュール液に浸します。
なるべく空気が入らない様にジップロックにつめました。これを3時間冷蔵庫で漬け込みます。均等に漬かる様に、時々向きを変えました。
ハーブや香辛料系もいれてみたいところですが、今回はレシピ通りに…
塩抜き
3時間後、表面の塩分を洗い流します。
そしてボールに水を入れ、肉の塩抜きをします。
10分おきに水を入れ替え、それを3回繰り返しました。
端の方を少し切り落とし焼いてみて塩加減を確認しました!ちょっと薄めですがいい塩梅。
乾燥。脱水シート利用で時短!
続いて、乾燥工程です。
SOTO 燻製用脱水シートを準備しました。
不思議な感じのシートです。4枚入りで800円前後。
キッチンペーパーでもいいらしいですが、確実に脱水するために専用のシートを用意した方が良さそうです。このSOTO 燻製用脱水シートの他に、オカモト ピチットシートが有名ですがこちらは近所で売っていませんでしたorz
単価的にはピチットシートの方が安いので、次はこっちを買う予定です。思ったより、ベーコンが簡単に作れましたし…。
SOTO 燻製用脱水シート については別途レビュー記事をアップします。
では、燻製作りの続きを…
金曜日夜の作業はここまで。この状態で冷蔵庫で8時間以上乾燥させます。
曜日は変わって、土曜日の朝。
肉はしっかりと乾燥されています!
不思議!!
自作一斗缶スモーカーで燻製開始!
まずは燻製
さて、燻製を始めましょうか!
我が家のスモーカーは一斗缶を使って自作したものです。
SOTOのスモークチップ ブレンドを使っています。まずは3つまみ。30分位燻します(前述のレシピでは20分の熱燻を行っていました)。
肉の配置はこんな感じ。
チップに油が落ちない様に、アルミホイルでカバーを作りました。
100℃前後で30分キープ。
約30分後、煙が出なくなったので、肉の様子をチェックしてみました。
すると、ちょっと色が薄く水滴も付いていました。水滴を拭き取り、追加で燻製しまいた。
再び30分。今度は80℃以下の温燻範囲内で燻しました。
結構、油が落下しています。
今回は熱燻30分+温燻30分でフィニッシュ!
見よ!この美しいベーコンを!!
そして燻製後のベーコンがこちら!!
ちょっとつまみ食いを…
この短時間の燻製では中まで火が通っていないので注意!
スキレットで焼いていただきます!
そのまま焼いて食べても塩味はしましたが、ちょっとスパイスをかけて食べた方が美味しいかも…。そこら辺は今後の工夫かな。
この状態では、まだ中は「生」です。しっかり火を通してから食べてくださいね!! 市販のベーコンも火を通して食べますよね? それと同じことです。
200℃のオーブンで塊のまま20分焼くと…?
完成したベーコンをスキレットで焼いて食べるのもおいしいですが、オーブンで焼くことで中までしっかりと火が通り、なおかつジューシーにいただけます!
ベーコンを塊のまま200℃20分オーブンで焼こう!
すごいいい香りが漂ってきます!!
豚肩ロースの方は大きかったせいか、中まで完全に火は通っていませんでした。燻製チャーシューと言うか、燻製ローストポークな感じに仕上がっています!
完成したベーコンを頂こう!
合計1kgのベーコンが完成!一週間かけてゆっくり食べて行こうと思いましたが…
まさかの2日間で完食!!
土曜の昼に炒飯。
土曜の夜にカルボナーラ。
日曜の朝にジャーマンポテトとローストポークぽいサンドイッチ。
日曜の昼にハンバーガー。
あっという間になくなりましたwww
【おまけ】日曜の午後も燻製したよ!
下段に醤油。上段にチーズ、ニンニクスライス、チョコ。
えっ?チョコ??
チョコはすぐ溶けちゃった…(;^ω^)
温燻30分後。
チーズのみ追加で30分。
いい感じに仕上がりました!
けど、一瞬にしてなくなる…
燻製ニンニク醤油は唐揚げの漬け込みに使ったり、野菜炒めに使ったり、なかなか重宝します!!
スライスしたニンニクを30秒くらいレンチンしたものを燻製しています。
終わりに~ベーコン作り時系列まとめ~
いかがでしたか?
1日で完成するベーコン作りレシピを参考に作ったわけですが、ここで実際にどんな時系列で作ったか整理しておきます。
23日 土曜日
20:00 砂糖をまぶす
21:00 ソミュール液に漬ける
24:00 塩抜き
24:30 乾燥(8H以上)
24日 日曜日
9:30 燻製(熱燻30分)
10:15 燻製(温燻30分)
11:00 オーブン(200℃20分)
12:00 昼食(炒飯)
16時間で完成!
金曜の夜に仕込みを開始して、土曜の昼食に食べられました!
手作りベーコンはホント美味しいです!
一度、手作りベーコンを食べちゃうと、スーパーで買う、燻液に漬けただけのベーコンなんて美味しく感じなくなっちゃいますよ!
ぶっちゃけ燻製方法は素人レベルです。玄人の方から見たら、ツッコミどころ多いかもしれません。ですが、そんな私がつくっても美味しくできる、燻製の懐の深さ…。
是非、皆さんもチャレンジしてみてください!
しっかし、作っても作ってもあっという間になくなるなぁ…。やはりベーコンは安定した味で大量に作れる湿塩法で大量生産するしかないか…。その為には大きな燻製機も…。って、これはキャンプ用ではないな…w
コメント
こんにちは(・ω・)
燻製、アウトドア遊びの始めの頃に何度かやったんですが、どうもいたちの性格上“悪即斬”じゃなかった、作ったらすぐ食べたい派で、漬ける・燻す・寝かす(乾かす)が待てないんですよねぇ(´・ω・`)
その点、ご紹介のレシピはなんと1日でできるといういたちに最適なもの(*゚ω゚ノノ゙☆
自作ベーコンを使ったお料理写真コレクションも食欲をそそります(*´ω` *)オイシソウ
近々真似して作ってみようかなと思いました
でも、記事末にリンクされた商品は買えませんので、踏むだけでご勘弁ください(*´艸`)
いたちさん♪
おはようございます!
>作ったらすぐ食べたい派で、漬ける・燻す・寝かす(乾かす)が待てないんですよねぇ(´・ω・`)
確かに!!作即食ですね!私もそうでした!今回のチーズは昼間に作って、夕食後まで待ちましたが…w
ベーコンの方は燻製⇒オーブン⇒即炒飯で食べちゃいましたw
>その点、ご紹介のレシピはなんと1日でできるといういたちに最適なもの(*゚ω゚ノノ゙☆
下ごしらえも簡単ですし、ホントやってみて欲しいです!
>でも、記事末にリンクされた商品は買えませんので、踏むだけでご勘弁ください(*´艸`)
大量生産の行きつく先はこんなのなんでしょうねwうちにも置き場所はありませんwww